javax.swing
クラス JTable.AccessibleJTable

java.lang.Object
  |
  +--javax.accessibility.AccessibleContext
        |
        +--javax.swing.JComponent.AccessibleJComponent
              |
              +--javax.swing.JTable.AccessibleJTable

protected class JTable.AccessibleJTable

extends JComponent.AccessibleJComponent

implements AccessibleSelection, ListSelectionListener, TableModelListener, TableColumnModelListener, CellEditorListener, PropertyChangeListener

オブジェクトのユーザ補助機能を取得するために使用するクラスです。

警告: このクラスの直列化されたオブジェクトは、今後の Swing リリースと互換ではなくなる予定です。現在の直列化のサポートは、短期間の運用や、同じバージョンの Swing を実行するアプリケーション間の RMI に適しています。今後の Swing リリースでは、長期間の持続性をサポートする予定です。

関連項目:

直列化された形式

内部クラスの概要

protected class

JTable.AccessibleJTable.AccessibleJTableCell セルのユーザ補助機能を取得するために使用するクラスです。

クラス javax.swing.JComponent.AccessibleJComponent から継承した内部クラス

JComponent.AccessibleJComponent.AccessibleContainerHandler

クラス javax.swing.JComponent.AccessibleJComponent から継承したフィールド

accessibleContainerHandler

クラス javax.accessibility.AccessibleContext から継承したフィールド

ACCESSIBLE_ACTIVE_DESCENDANT_PROPERTY, ACCESSIBLE_CARET_PROPERTY, ACCESSIBLE_CHILD_PROPERTY, ACCESSIBLE_DESCRIPTION_PROPERTY, ACCESSIBLE_NAME_PROPERTY, ACCESSIBLE_SELECTION_PROPERTY, ACCESSIBLE_STATE_PROPERTY, ACCESSIBLE_TEXT_PROPERTY, ACCESSIBLE_VALUE_PROPERTY, ACCESSIBLE_VISIBLE_DATA_PROPERTY, accessibleDescription, accessibleName, accessibleParent

メソッドの概要

void	addAccessibleSelection(int i) オブジェクトの指定されたユーザ補助機能を実装する子を選択に追加します。
void	clearAccessibleSelection() オブジェクト内の選択をクリアします。
void	columnAdded(TableColumnModelEvent e) テーブルの内容への変更 (列の挿入) を追跡します。
void	columnMarginChanged(ChangeEvent e) マージンの変更による列の移動を追跡します。
void	columnMoved(TableColumnModelEvent e) 列の位置の変更を追跡します。
void	columnRemoved(TableColumnModelEvent e) テーブルの内容への変更 (列の削除) を追跡します。
void	columnSelectionChanged(ListSelectionEvent e) TableColumnModel の選択モデルの変更を追跡します。
void	editingCanceled(ChangeEvent e) 編集が取り消されたときに呼び出されます。
void	editingStopped(ChangeEvent e) セルの内容への変更を追跡します。
Accessible	getAccessibleAt(Point p) ローカル座標の Point にユーザ補助機能を実装する子がある場合は、そのユーザ補助機能を実装する子を返します。
Accessible	getAccessibleChild(int i) オブジェクトの i 番目のユーザ補助機能を実装する子を返します。
int	getAccessibleChildrenCount() オブジェクト内のユーザ補助機能を実装する子の数を返します。
AccessibleRole	getAccessibleRole() このオブジェクトの機能を取得します。
AccessibleSelection	getAccessibleSelection() このオブジェクトに関連付けられている AccessibleSelection がある場合は、その AccessibleSelection を取得します。
Accessible	getAccessibleSelection(int i) オブジェクト内の指定された選択済みの子を表す Accessible を返します。
int	getAccessibleSelectionCount() 現在選択されているユーザ補助機能を実装する子の数を返します。
boolean	isAccessibleChildSelected(int i) このオブジェクトの現在の子が選択されているかどうかを示します。
void	propertyChange(PropertyChangeEvent e) 選択モデル、列モデルなどへの変更を追跡し、Accessibility PropertyChange 機構へ情報を渡すためにそれらのリスナーを置換できるようにします。
void	removeAccessibleSelection(int i) オブジェクトの指定された子を選択から削除します。
void	selectAllAccessibleSelection() オブジェクト内のすべての子を選択状態にします。
void	tableChanged(TableModelEvent e) テーブルの内容への変更を追跡します。
void	tableRowsDeleted(TableModelEvent e) テーブルの内容への変更 (行の削除) を追跡します。
void	tableRowsInserted(TableModelEvent e) テーブルの内容への変更 (行の挿入) を追跡します。
void	valueChanged(ListSelectionEvent e) テーブルセルの選択の変更を追跡します。

クラス javax.swing.JComponent.AccessibleJComponent から継承したメソッド

addFocusListener, addPropertyChangeListener, contains, getAccessibleComponent, getAccessibleDescription, getAccessibleIndexInParent, getAccessibleName, getAccessibleParent, getAccessibleStateSet, getBackground, getBorderTitle, getBounds, getCursor, getFont, getFontMetrics, getForeground, getLocale, getLocation, getLocationOnScreen, getSize, isEnabled, isFocusTraversable, isShowing, isVisible, removeFocusListener, removePropertyChangeListener, requestFocus, setBackground, setBounds, setCursor, setEnabled, setFont, setForeground, setLocation, setSize, setVisible

クラス javax.accessibility.AccessibleContext から継承したメソッド

firePropertyChange, getAccessibleAction, getAccessibleText, getAccessibleValue, setAccessibleDescription, setAccessibleName, setAccessibleParent

クラス java.lang.Object から継承したメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

メソッドの詳細

propertyChange

public void propertyChange(PropertyChangeEvent e)

選択モデル、列モデルなどへの変更を追跡し、Accessibility PropertyChange 機構へ情報を渡すためにそれらのリスナーを置換できるようにします。

定義:

インタフェース PropertyChangeListener 内の propertyChange

tableChanged

public void tableChanged(TableModelEvent e)

テーブルの内容への変更を追跡します。

定義:

インタフェース TableModelListener 内の tableChanged

tableRowsInserted

public void tableRowsInserted(TableModelEvent e)

テーブルの内容への変更 (行の挿入) を追跡します。

tableRowsDeleted

public void tableRowsDeleted(TableModelEvent e)

テーブルの内容への変更 (行の削除) を追跡します。

columnAdded

public void columnAdded(TableColumnModelEvent e)

テーブルの内容への変更 (列の挿入) を追跡します。

定義:

インタフェース TableColumnModelListener 内の columnAdded

columnRemoved

public void columnRemoved(TableColumnModelEvent e)

テーブルの内容への変更 (列の削除) を追跡します。

定義:

インタフェース TableColumnModelListener 内の columnRemoved

columnMoved

public void columnMoved(TableColumnModelEvent e)

列の位置の変更を追跡します。

定義:

インタフェース TableColumnModelListener 内の columnMoved

関連項目:

TableColumnModelListener

columnMarginChanged

public void columnMarginChanged(ChangeEvent e)

マージンの変更による列の移動を追跡します。

定義:

インタフェース TableColumnModelListener 内の columnMarginChanged

関連項目:

TableColumnModelListener

columnSelectionChanged

public void columnSelectionChanged(ListSelectionEvent e)

TableColumnModel の選択モデルの変更を追跡します。

定義:

インタフェース TableColumnModelListener 内の columnSelectionChanged

関連項目:

TableColumnModelListener

editingStopped

public void editingStopped(ChangeEvent e)

セルの内容への変更を追跡します。 編集の終了時に呼び出されます。変更が保存され、エディタオブジェクトが破棄され、セルが再び描画されます。

定義:

インタフェース CellEditorListener 内の editingStopped

関連項目:

CellEditorListener

editingCanceled

public void editingCanceled(ChangeEvent e)

編集が取り消されたときに呼び出されます。エディタオブジェクトが破棄され、セルが再び描画されます。

定義:

インタフェース CellEditorListener 内の editingCanceled

関連項目:

CellEditorListener

valueChanged

public void valueChanged(ListSelectionEvent e)

テーブルセルの選択の変更を追跡します。

定義:

インタフェース ListSelectionListener 内の valueChanged

getAccessibleSelection

public AccessibleSelection getAccessibleSelection()

このオブジェクトに関連付けられている AccessibleSelection がある場合は、その AccessibleSelection を取得します。ない場合は null を返します。

戻り値:

AccessibleSelection または null

オーバーライド:

クラス AccessibleContext 内の getAccessibleSelection

getAccessibleRole

public AccessibleRole getAccessibleRole()

このオブジェクトの機能を取得します。

戻り値:

オブジェクトの機能を記述する AccessibleRole のインスタンス

オーバーライド:

クラス JComponent.AccessibleJComponent 内の getAccessibleRole

関連項目:

AccessibleRole

getAccessibleAt

public Accessible getAccessibleAt(Point p)

ローカル座標の Point にユーザ補助機能を実装する子がある場合は、そのユーザ補助機能を実装する子を返します。

パラメータ:

p - Accessible の左上隅を定義する点。オブジェクトの親の座標空間で指定

戻り値:

指定された位置にある Accessible。ない場合は null

オーバーライド:

クラス JComponent.AccessibleJComponent 内の getAccessibleAt

getAccessibleChildrenCount

public int getAccessibleChildrenCount()

オブジェクト内のユーザ補助機能を実装する子の数を返します。このオブジェクトのすべての子が Accessible を実装する場合、このメソッドはこのオブジェクトの子の数を返します。

戻り値:

オブジェクト内のユーザ補助機能を実装する子の数

オーバーライド:

クラス JComponent.AccessibleJComponent 内の getAccessibleChildrenCount

getAccessibleChild

public Accessible getAccessibleChild(int i)

オブジェクトの i 番目のユーザ補助機能を実装する子を返します。

パラメータ:

i - 子のゼロから始まるインデックス

戻り値:

オブジェクトの i 番目のユーザ補助機能を実装する子

オーバーライド:

クラス JComponent.AccessibleJComponent 内の getAccessibleChild

getAccessibleSelectionCount

public int getAccessibleSelectionCount()

現在選択されているユーザ補助機能を実装する子の数を返します。子が選択されていない場合、戻り値は 0 になります。

定義:

インタフェース AccessibleSelection 内の getAccessibleSelectionCount

戻り値:

現在選択されている項目の数

getAccessibleSelection

public Accessible getAccessibleSelection(int i)

オブジェクト内の指定された選択済みの子を表す Accessible を返します。選択がない場合、または渡された整数値よりも選択されている子の数が少ない場合、戻り値は null になります。

インデックスは、i 番目の選択されている子を表します。i 番目の子ではありません。

定義:

インタフェース AccessibleSelection 内の getAccessibleSelection

パラメータ:

i - 選択されている子のゼロから始まるインデックス

戻り値:

i 番目の選択されている子

関連項目:

getAccessibleSelectionCount()

isAccessibleChildSelected

public boolean isAccessibleChildSelected(int i)

このオブジェクトの現在の子が選択されているかどうかを示します。

定義:

インタフェース AccessibleSelection 内の isAccessibleChildSelected

パラメータ:

i - この Accessible オブジェクトにある子のゼロから始まるインデックス

戻り値:

このオブジェクトの現在の子が選択されている場合は true

関連項目:

AccessibleContext.getAccessibleChild(int)

addAccessibleSelection

public void addAccessibleSelection(int i)

オブジェクトの指定されたユーザ補助機能を実装する子を選択に追加します。オブジェクトが複数の選択をサポートしている場合、指定された子は既存の選択に追加され、サポートしていない場合は既存の選択と置き換えられます。指定された子がすでに選択されている場合、このメソッドは効果がありません。 このメソッドは、セルを個別に選択できる JTable だけで有効です。

定義:

インタフェース AccessibleSelection 内の addAccessibleSelection

パラメータ:

i - 子のゼロから始まるインデックス

関連項目:

AccessibleContext.getAccessibleChild(int)

removeAccessibleSelection

public void removeAccessibleSelection(int i)

オブジェクトの指定された子を選択から削除します。指定された項目が現在選択されていない場合、このメソッドは効果がありません。 このメソッドは、セルを個別に選択できる JTable だけで有効です。

定義:

インタフェース AccessibleSelection 内の removeAccessibleSelection

パラメータ:

i - 子のゼロから始まるインデックス

関連項目:

AccessibleContext.getAccessibleChild(int)

clearAccessibleSelection

public void clearAccessibleSelection()

オブジェクト内の選択をクリアします。オブジェクト内で子が選択されていない状態になります。

定義:

インタフェース AccessibleSelection 内の clearAccessibleSelection

selectAllAccessibleSelection

public void selectAllAccessibleSelection()

オブジェクト内のすべての子を選択状態にします。ただし、JTable が複数の選択をサポートし、個別のセルを選択できる場合にかぎります。

定義:

インタフェース AccessibleSelection 内の selectAllAccessibleSelection