Java プラットフォーム 1.2

java.sql
インタフェース PreparedStatement

既知のサブインタフェースの一覧:
CallableStatement

public abstract interface PreparedStatement
extends Statement

プリコンパイルされた SQL 文を表すオブジェクトです。

SQL 文は、プリコンパイルされ、PreparedStatement オブジェクトに格納されています。そこで、このオブジェクトは、この文を複数回効率的に実行する目的で使用できます。

注: IN パラメータ値を設定する setXXX メソッドは、入力パラメータの定義された SQL タイプと互換のあるタイプを指定しなければなりません。たとえば、IN パラメータには Integer という SQL タイプがあるので、setInt メソッドを使用しなければなりません。

任意のパラメータタイプ変換が必要な場合は、setObject メソッドは、目的の SQL タイプで使用しなければなりません。
パラメータ設定の例 (con はアクティブな接続)


   PreparedStatement pstmt = con.prepareStatement("UPDATE EMPLOYEES
                                     SET SALARY = ? WHERE ID = ?");
   pstmt.setBigDecimal(1, 153833.00)
   pstmt.setInt(2, 110592)
 

関連項目:
Connection.prepareStatement(java.lang.String), ResultSet

メソッドの概要
 void addBatch()
          JDBC 2.0 バッチにパラメータのセットを追加します。
 void clearParameters()
          現在のパラメータ値をすぐにクリアします。
 boolean execute()
          あらゆる種類の SQL 文を実行します。
 ResultSet executeQuery()
          この PreparedStatement オブジェクトの SQL クエリーを実行し、そのクエリーによって生成された結果セットを返します。
 int executeUpdate()
          この PreparedStatement オブジェクトの SQL INSERT 文、UPDATE 文、または DELETE 文を実行します。
 ResultSetMetaData getMetaData()
          JDBC 2.0 ResultSet のカラムの数、タイプ、およびプロパティを取得します。
 void setArray(int i, Array x)
          JDBC 2.0 Array パラメータを設定します。
 void setAsciiStream(int parameterIndex, InputStream x, int length)
          指定されたパラメータを、指定されたバイト数を持つ指定された入力ストリームに設定します。
 void setBigDecimal(int parameterIndex, BigDecimal x)
          指定されたパラメータを java.lang.BigDecimal 値に設定します。
 void setBinaryStream(int parameterIndex, InputStream x, int length)
          指定されたパラメータを、指定された数のバイトを持つ指定された入力ストリームに設定します。
 void setBlob(int i, Blob x)
          JDBC 2.0 BLOB パラメータを設定します。
 void setBoolean(int parameterIndex, boolean x)
          指定されたパラメータを Java の boolean 値に設定します。
 void setByte(int parameterIndex, byte x)
          指定されたパラメータを Java の byte 値に設定します。
 void setBytes(int parameterIndex, byte[] x)
          指定されたパラメータを Java の byte 配列に設定します。
 void setCharacterStream(int parameterIndex, Reader reader, int length)
          JDBC 2.0 指定されたパラメータを、指定された文字数である指定された Reader オブジェクトに設定します。
 void setClob(int i, Clob x)
          JDBC 2.0 CLOB パラメータを設定します。
 void setDate(int parameterIndex, Date x)
          指定されたパラメータを java.sql.Date 値に設定します。
 void setDate(int parameterIndex, Date x, Calendar cal)
          JDBC 2.0 指定された Calendar オブジェクトを使用して、指定されたパラメータを java.sql.Date 値に設定します。
 void setDouble(int parameterIndex, double x)
          指定されたパラメータを Java の double 値に設定します。
 void setFloat(int parameterIndex, float x)
          指定されたパラメータを Java の float 値に設定します。
 void setInt(int parameterIndex, int x)
          指定されたパラメータを Java の int 値に設定します。
 void setLong(int parameterIndex, long x)
          指定されたパラメータを Java の long 値に設定します。
 void setNull(int parameterIndex, int sqlType)
          指定されたパラメータを SQL NULL に設定します。
 void setNull(int paramIndex, int sqlType, String typeName)
          JDBC 2.0 指定されたパラメータを SQL NULL に設定します。
 void setObject(int parameterIndex, Object x)
           パラメータの値を、オブジェクトを使用して設定します。
 void setObject(int parameterIndex, Object x, int targetSqlType)
          指定されたパラメータの値を、指定されたオブジェクトで設定します。
 void setObject(int parameterIndex, Object x, int targetSqlType, int scale)
           パラメータの値を、オブジェクトを使用して設定します。
 void setRef(int i, Ref x)
          JDBC 2.0 REF(<構造化型>) パラメータを設定します。
 void setShort(int parameterIndex, short x)
          指定されたパラメータを Java の short 値に設定します。
 void setString(int parameterIndex, String x)
          指定されたパラメータを Java の String 値に設定します。
 void setTime(int parameterIndex, Time x)
          指定されたパラメータを java.sql.Time 値に設定します。
 void setTime(int parameterIndex, Time x, Calendar cal)
          JDBC 2.0 指定された Calendar オブジェクトを使用して、指定されたパラメータを java.sql.Time 値に設定します。
 void setTimestamp(int parameterIndex, Timestamp x)
          指定されたパラメータを java.sql.Timestamp 値に設定します。
 void setTimestamp(int parameterIndex, Timestamp x, Calendar cal)
          JDBC 2.0 指定された Calendar オブジェクトを使用して、指定されたパラメータを java.sql.Timestamp 値に設定します。
 void setUnicodeStream(int parameterIndex, InputStream x, int length)
          推奨されません。  
 
インタフェース java.sql.Statement から継承したメソッド
addBatch, cancel, clearBatch, clearWarnings, close, execute, executeBatch, executeQuery, executeUpdate, getConnection, getFetchDirection, getFetchSize, getMaxFieldSize, getMaxRows, getMoreResults, getQueryTimeout, getResultSet, getResultSetConcurrency, getResultSetType, getUpdateCount, getWarnings, setCursorName, setEscapeProcessing, setFetchDirection, setFetchSize, setMaxFieldSize, setMaxRows, setQueryTimeout
 

メソッドの詳細

executeQuery

public ResultSet executeQuery()
                       throws SQLException
この PreparedStatement オブジェクトの SQL クエリーを実行し、そのクエリーによって生成された結果セットを返します。
戻り値:
クエリーによって作成されたデータを含む ResultSet。null にはならない
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

executeUpdate

public int executeUpdate()
                  throws SQLException
この PreparedStatement オブジェクトの SQL INSERT 文、UPDATE 文、または DELETE 文を実行します。さらに、SQL DDL 文のような何も返さない SQL 文を実行することもできます。
戻り値:
INSERT 文、UPDATE 文、DELETE 文の場合は行数カウント。何も返さない SQL 文の場合は 0
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setNull

public void setNull(int parameterIndex,
                    int sqlType)
             throws SQLException
指定されたパラメータを SQL NULL に設定します。

注: パラメータの SQL タイプを指定しなければなりません。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
sqlType - java.sql.Types で定義される SQL タイプコード
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setBoolean

public void setBoolean(int parameterIndex,
                       boolean x)
                throws SQLException
指定されたパラメータを Java の boolean 値に設定します。データベースに送るときに、ドライバはこれを SQL BIT 値に変換します。
パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setByte

public void setByte(int parameterIndex,
                    byte x)
             throws SQLException
指定されたパラメータを Java の byte 値に設定します。データベースに送るときに、ドライバはこれを SQL TINYINT 値に変換します。
パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setShort

public void setShort(int parameterIndex,
                     short x)
              throws SQLException
指定されたパラメータを Java の short 値に設定します。データベースに送るときに、ドライバはこれを SQL SMALLINT 値に変換します。
パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setInt

public void setInt(int parameterIndex,
                   int x)
            throws SQLException
指定されたパラメータを Java の int 値に設定します。データベースに送るときに、ドライバはこれを SQL INTEGER 値に変換します。
パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setLong

public void setLong(int parameterIndex,
                    long x)
             throws SQLException
指定されたパラメータを Java の long 値に設定します。データベースに送るときに、ドライバはこれを SQL BIGINT 値に変換します。
パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setFloat

public void setFloat(int parameterIndex,
                     float x)
              throws SQLException
指定されたパラメータを Java の float 値に設定します。データベースに送るときに、ドライバはこれを SQL FLOAT 値に変換します。
パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setDouble

public void setDouble(int parameterIndex,
                      double x)
               throws SQLException
指定されたパラメータを Java の double 値に設定します。データベースに送るときに、ドライバはこれを SQL DOUBLE 値に変換します。
パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setBigDecimal

public void setBigDecimal(int parameterIndex,
                          BigDecimal x)
                   throws SQLException
指定されたパラメータを java.lang.BigDecimal 値に設定します。データベースに送るときに、ドライバはこれを SQL NUMERIC 値に変換します。
パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setString

public void setString(int parameterIndex,
                      String x)
               throws SQLException
指定されたパラメータを Java の String 値に設定します。データベースに送るときに、ドライバはこれを SQL VARCHAR または LONGVARCHAR 値 (ドライバの VARCHAR に関する制限に関する引数のサイズに依存) に変換します。
パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setBytes

public void setBytes(int parameterIndex,
                     byte[] x)
              throws SQLException
指定されたパラメータを Java の byte 配列に設定します。データベースに送るときに、ドライバはこれを SQL VARBINARY または LONGVARBINARY 値 (ドライバの VARBINARY に関する制限に関する引数のサイズに依存) に変換します。
パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setDate

public void setDate(int parameterIndex,
                    Date x)
             throws SQLException
指定されたパラメータを java.sql.Date 値に設定します。データベースに送るときに、ドライバはこれを SQL DATE 値に変換します。
パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setTime

public void setTime(int parameterIndex,
                    Time x)
             throws SQLException
指定されたパラメータを java.sql.Time 値に設定します。データベースに送るときに、ドライバはこれを SQL TIME 値に変換します。
パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setTimestamp

public void setTimestamp(int parameterIndex,
                         Timestamp x)
                  throws SQLException
指定されたパラメータを java.sql.Timestamp 値に設定します。データベースに送るときに、ドライバはこれを SQL TIMESTAMP 値に変換します。
パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setAsciiStream

public void setAsciiStream(int parameterIndex,
                           InputStream x,
                           int length)
                    throws SQLException
指定されたパラメータを、指定されたバイト数を持つ指定された入力ストリームに設定します。LONGVARCHAR パラメータに非常に大きな ASCII 値が入力されるときには、java.io.InputStream を介して送るのが現実的です。JDBC は、ファイルの終わりに達するまでストリームからデータを読み込みます。JDBC ドライバは、データを ASCII から char 形式に変換します。

注: このストリームオブジェクトは、標準の Java ストリームオブジェクトまたは標準のインタフェースを実装した独自のサブクラスであってもかまいません。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - ASCII パラメータ値を含む Java 入力ストリーム
length - ストリームのバイト数
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setUnicodeStream

public void setUnicodeStream(int parameterIndex,
                             InputStream x,
                             int length)
                      throws SQLException
推奨されません。  
指定されたパラメータを、指定されたバイト数を持つ指定された入力ストリームに設定します。LONGVARCHAR パラメータに、非常に大きな Unicode 値が入力されるときには、java.io.InputStream を介して送るのが現実的です。JDBC は、ファイルの終わりに達するまでストリームからデータを読み込みます。JDBC ドライバは、データを UNICODE から char 形式に変換します。Unicode ストリームのバイト形式は、Java Virtual Machine 仕様で定義されているとおり、Java UTF-8 でなければなりません。

注: このストリームオブジェクトは、標準の Java ストリームオブジェクトまたは標準のインタフェースを実装した独自のサブクラスであってもかまいません。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - Unicode パラメータ値を含む Java 入力ストリーム
length - ストリームのバイト数
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setBinaryStream

public void setBinaryStream(int parameterIndex,
                            InputStream x,
                            int length)
                     throws SQLException
指定されたパラメータを、指定された数のバイトを持つ指定された入力ストリームに設定します。LONGVARBINARY パラメータに、非常に大きなバイナリ値が入力されるときには、java.io.InputStream を介して送るのが現実的です。JDBC は、ファイルの終わりに達するまでストリームからデータを読み込みます。

注: このストリームオブジェクトは、標準の Java ストリームオブジェクトまたは標準のインタフェースを実装した独自のサブクラスであってもかまいません。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - バイナリパラメータ値を含む Java 入力ストリーム
length - ストリームのバイト数
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

clearParameters

public void clearParameters()
                     throws SQLException
現在のパラメータ値をすぐにクリアします。

Statement を繰り返し使用するために、パラメータ値は強制的に残されます。パラメータ値を設定すると、前の値は自動的にクリアされます。しかし、現パラメータ値によって使用されたリソースをただちに解放した方が役に立つ場合があります。これは、clearParameters を呼び出して実行することができます。

例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setObject

public void setObject(int parameterIndex,
                      Object x,
                      int targetSqlType,
                      int scale)
               throws SQLException

パラメータの値を、オブジェクトを使用して設定します。2 番目の引数は、オブジェクトのタイプでなければなりません。必要となるすべての値に対して、等価な java.lang オブジェクトを使用する必要があります。

指定された Java オブジェクトは、データベースに送られる前に、targetSqlType に変換されます。

オブジェクトが SQLData を実装するクラスのカスタムマッピングを持つ場合、JDBC ドライバは writeSQL メソッドを呼び出して、そのオブジェクトを SQL データストリームへ書き込む必要があります。 また、オブジェクトが Ref、Blob、Clob、Struct、または Array を実装するクラスの場合、ドライバは対応する SQL タイプの値としてオブジェクトをデータベースに渡さなければなりません。

このメソッドは、データベース固有の抽象データタイプを渡すために使用することに注意してください。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - 入力パラメータ値を含むオブジェクト
targetSqlType - データベースに送られる (java.sql.Types で定義される) SQL タイプ。スケール引数で、さらにタイプを限定できる
scale - java.sql.Types.DECIMAL や java.sql.Types.NUMERIC タイプでは、小数点以下の桁数。ほかのすべてのタイプでは、この値は無視される
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
Types

setObject

public void setObject(int parameterIndex,
                      Object x,
                      int targetSqlType)
               throws SQLException
指定されたパラメータの値を、指定されたオブジェクトで設定します。このメソッドは、上記の setObject に似ていますが、スケールに 0 を仮定している点が異なります。
パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - 入力パラメータ値を含むオブジェクト
targetSqlType - データベースに送られる (java.sql.Types で定義される) SQL タイプ
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setObject

public void setObject(int parameterIndex,
                      Object x)
               throws SQLException

パラメータの値を、オブジェクトを使用して設定します。必要となるすべての値に対して等価な java.lang オブジェクトを使用します。

JDBC は、Java の Object タイプから SQL タイプへの標準のマッピングを指定しています。引数に指定された Java オブジェクトは、データベースに送られる前に、対応する SQL 型に変換されます。

このメソッドは、ドライバ固有の Java タイプを使用して、データベース固有の抽象データタイプを渡すために使用することに注意してください。

オブジェクトが SQLData を実装するクラスの場合、JDBC ドライバは writeSQL メソッドを呼び出して、そのオブジェクトを SQL データストリームへ書き込む必要があります。また、オブジェクトが Ref、Blob、Clob、Struct、または Array を実装するクラスの場合、ドライバは対応する SQL タイプの値としてオブジェクトをデータベースに渡す必要があります。

たとえば、オブジェクトが複数のインタフェースを実装するクラスであるなど、あいまいさがある場合、このメソッドは例外をスローします。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - 入力パラメータ値を含むオブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

execute

public boolean execute()
                throws SQLException
あらゆる種類の SQL 文を実行します。PreparedStatement オブジェクトで用意された文には複数の結果を返すものがあります。execute メソッドは、executeQuery と executeUpdate によって処理される、より簡単な形式の文と同様に、複雑な文も処理します。
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
Statement.execute(java.lang.String)

addBatch

public void addBatch()
              throws SQLException
JDBC 2.0

バッチにパラメータのセットを追加します。

例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
Statement.addBatch(java.lang.String)

setCharacterStream

public void setCharacterStream(int parameterIndex,
                               Reader reader,
                               int length)
                        throws SQLException
JDBC 2.0

指定されたパラメータを、指定された文字数である指定された Reader オブジェクトに設定します。LONGVARCHAR パラメータに非常に大きな Unicode 値を入力するときには、java.io.Reader を介して送るほうが現実的です。JDBC は、ファイルの終わりに達するまで必要に応じてストリームからデータを読み込みます。JDBC ドライバは、データを Unicode からデータベースの char 形式に変換します。

注: このストリームオブジェクトは、標準の Java ストリームオブジェクト、または標準インタフェースを実装する独自のサブクラスのどちらでもかまいません。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
reader - Unicode データを含む Java リーダ
length - ストリーム内の文字数
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setRef

public void setRef(int i,
                   Ref x)
            throws SQLException
JDBC 2.0

REF(<構造化型>) パラメータを設定します。

パラメータ:
i - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - SQL REF 型のデータを表すオブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setBlob

public void setBlob(int i,
                    Blob x)
             throws SQLException
JDBC 2.0

BLOB パラメータを設定します。

パラメータ:
i - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - BLOB を表すオブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setClob

public void setClob(int i,
                    Clob x)
             throws SQLException
JDBC 2.0

CLOB パラメータを設定します。

パラメータ:
i - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - CLOB を表すオブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setArray

public void setArray(int i,
                     Array x)
              throws SQLException
JDBC 2.0

Array パラメータを設定します。

パラメータ:
i - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - SQL 配列を表すオブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

getMetaData

public ResultSetMetaData getMetaData()
                              throws SQLException
JDBC 2.0

ResultSet のカラムの数、タイプ、およびプロパティを取得します。

戻り値:
ResultSet のカラムの記述
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setDate

public void setDate(int parameterIndex,
                    Date x,
                    Calendar cal)
             throws SQLException
JDBC 2.0

指定された Calendar オブジェクトを使用して、指定されたパラメータを java.sql.Date 値に設定します。ドライバは Calendar オブジェクトを使用して SQL DATE を作成し、続いてそれをデータベースに送ります。Calendar オブジェクトを使用すると、ドライバはカスタムタイムゾーンおよびロケールを考慮して日付を計算できます。Calendar オブジェクトを指定しない場合、ドライバはデフォルトのタイムゾーンおよびロケールを使用します。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - パラメータ値
cal - ドライバが日付を作成するために使用する Calendar オブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setTime

public void setTime(int parameterIndex,
                    Time x,
                    Calendar cal)
             throws SQLException
JDBC 2.0

指定された Calendar オブジェクトを使用して、指定されたパラメータを java.sql.Time 値に設定します。ドライバは、Calendar オブジェクトを使用して SQL TIME を作成し、続いてそれをデータベースに送ります。Calendar オブジェクトを使用すると、ドライバはカスタムタイムゾーンおよびロケールを考慮して時間を計算できます。Calendar オブジェクトを指定しない場合、ドライバはデフォルトのタイムゾーンおよびロケールを使用します。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - パラメータ値
cal - ドライバが時間を作成するために使用する Calendar オブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setTimestamp

public void setTimestamp(int parameterIndex,
                         Timestamp x,
                         Calendar cal)
                  throws SQLException
JDBC 2.0

指定された Calendar オブジェクトを使用して、指定されたパラメータを java.sql.Timestamp 値に設定します。ドライバは、Calendar オブジェクトを使用して SQL TIMESTAMP を作成し、続いてそれをデータベースに送ります。Calendar オブジェクトを使用すると、ドライバはカスタムタイムゾーンおよびロケールを考慮してタイムスタンプを計算できます。Calendar オブジェクトを指定しない場合、ドライバはデフォルトのタイムゾーンおよびロケールを使用します。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
x - パラメータ値
cal - ドライバがタイムスタンプを作成するために使用する Calendar オブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setNull

public void setNull(int paramIndex,
                    int sqlType,
                    String typeName)
             throws SQLException
JDBC 2.0

指定されたパラメータを SQL NULL に設定します。ユーザ命名タイプおよび REF タイプのパラメータでは、このバージョンの setNull を使用しなければなりません。ユーザ命名タイプの例には、STRUCT、DISTINCT、JAVA_OBJECT、および名前付き配列があります。

注: 移植性を実現するためには、アプリケーションは NULL のユーザ定義パラメータまたは REF パラメータを指定するときに SQL タイプコードおよび完全指定の SQL タイプ名を指定しなければなりません。ユーザ命名タイプの場合、名前はパラメータ自体のタイプ名です。REF パラメータの場合、名前は参照されるタイプのタイプ名です。JDBC ドライバがタイプコードまたはタイプ名の情報を必要としない場合、それは無視されます。

ユーザ命名パラメータおよび Ref パラメータを対象としていますが、このメソッドは任意の JDBC タイプの null パラメータを設定するために使用できます。パラメータがユーザ命名タイプまたは REF タイプを持たない場合、指定された typeName は無視されます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、などとする
sqlType - java.sql.Types からの値
typeName - SQL ユーザ命名タイプの完全指定の名前。パラメータがユーザ命名タイプでも REF でもない場合は無視される
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

Java プラットフォーム 1.2

バグや機能要求の報告
新しい javadoc の表示についてのコメントやご提案
Java は、米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc. の商標もしくは登録商標です。
Copyright 1993-1998 Sun Microsystems, Inc. 901 San Antonio Road,
Palo Alto, California, 94303, U.S.A. All Rights Reserved.