Java プラットフォーム 1.2

java.sql
クラス DriverManager

java.lang.Object
  |
  +--java.sql.DriverManager

public class DriverManager
extends Object

JDBC ドライバを管理するための基本的なサービスです。

DriverManager クラスは、初期化時に "jdbc.drivers" システムプロパティで参照されるドライバクラスをロードしようとします。これにより、ユーザはアプリケーションで使用する JDBC Driver をカスタマイズできます。たとえば、‾/.hotjava/properties ファイルで次の項目を指定します。

 jdbc.drivers=foo.bah.Driver:wombat.sql.Driver:bad.taste.ourDriver
 
プログラムは、いつでも JDBC ドライバをロードすることができます。たとえば、次の文で my.sql.Driver がロードされます。
Class.forName("my.sql.Driver");
 

getConnection メソッドが呼び出されると、初期化時にロードされたドライバや、現アプレットあるいはアプリケーションと同じクラスローダを使用してロードされたドライバの中から適切なドライバを探そうとします。

関連項目:
Driver, Connection

メソッドの概要
static void deregisterDriver(Driver driver)
          DriverManager のリストから Driver を除外します。
static Connection getConnection(String url)
          指定されたデータベースの URL への接続を試みます。
static Connection getConnection(String url, Properties info)
          指定されたデータベースの URL への接続を試みます。
static Connection getConnection(String url, String user, String password)
          指定されたデータベースの URL への接続を試みます。
static Driver getDriver(String url)
          指定された URL を認識するドライバを獲得しようとします。
static Enumeration getDrivers()
          現在の呼び出し元がアクセスしている、ロードされているすべての JDBC ドライバの Enumeration を取得します。
static int getLoginTimeout()
          データベースにログインしているときに、ドライバが待つことのできる最長の時間を秒数で取得します。
static PrintStream getLogStream()
          推奨されません。  
static PrintWriter getLogWriter()
          JDBC 2.0 ログライターを取得します。
static void println(String message)
          現在の JDBC ログストリームにメッセージを印刷します。
static void registerDriver(Driver driver)
          指定されたドライバを DriverManager に登録します。
static void setLoginTimeout(int seconds)
          データベースに接続しようとしているときに、ドライバが待つことのできる最長の時間を秒数で設定します。
static void setLogStream(PrintStream out)
          推奨されません。  
static void setLogWriter(PrintWriter out)
          JDBC 2.0 DriverManager およびすべてのドライバによって使用されるロギング/トレーシングの Writer を設定します。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

メソッドの詳細

getLogWriter

public static PrintWriter getLogWriter()
JDBC 2.0

ログライターを取得します。

getLogWriter メソッドおよび setLogWriter メソッドは、従来の get/setlogStream メソッドの代わりに使用します。


setLogWriter

public static void setLogWriter(PrintWriter out)
JDBC 2.0

DriverManager およびすべてのドライバによって使用されるロギング/トレーシングの Writer を設定します。

setLogWriter メソッドの導入によって、小さなバージョン管理の問題が発生します。SetLogWriter メソッドは getLogStream によって返される PrintStream を作成できません。Java プラットフォームには逆方向の変換はありません。そのため、新しいアプリケーションで、setLogWriter を使用し、getLogStream を使用している JDBC 1.0 ドライバをも使用しているものは、そのドライバによって記述されたデバッグ情報を見ることができません。

パラメータ:
out - 新しいロギング/トレーシングの PrintStream。無効にする場合は null

getConnection

public static Connection getConnection(String url,
                                       Properties info)
                                throws SQLException
指定されたデータベースの URL への接続を試みます。DriverManager は、登録された JDBC ドライバの集合から適切なドライバを選択しようとします。
パラメータ:
url - jdbc:subprotocol:subname 形式のデータベース URL
info - 接続の引数としての任意の文字列タグ/値のぺアのリスト。通常、少なくとも、"user" と "password" プロパティを含めなければならない
戻り値:
URL への Connection
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生する場合

getConnection

public static Connection getConnection(String url,
                                       String user,
                                       String password)
                                throws SQLException
指定されたデータベースの URL への接続を試みます。DriverManager は、登録された JDBC ドライバの集合から適切なドライバを選択しようとします。
パラメータ:
url - jdbc:subprotocol:subname 形式のデータベース URL
user - その代理として Connection が作成される、データベースユーザ
password - ユーザのパスワード
戻り値:
URL への Connection
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生する場合

getConnection

public static Connection getConnection(String url)
                                throws SQLException
指定されたデータベースの URL への接続を試みます。DriverManager は、登録された JDBC ドライバの集合から適切なドライバを選択しようとします。
パラメータ:
url - jdbc:subprotocol:subname 形式のデータベース URL
戻り値:
URL への Connection
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生する場合

getDriver

public static Driver getDriver(String url)
                        throws SQLException
指定された URL を認識するドライバを獲得しようとします。DriverManager は、登録された JDBC ドライバの集合から適切なドライバを選択しようとします。
パラメータ:
url - jdbc:subprotocol:subname 形式のデータベース URL
戻り値:
URL に接続できる Driver
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生する場合

registerDriver

public static void registerDriver(Driver driver)
                           throws SQLException
指定されたドライバを DriverManager に登録します。新しくロードされるドライバクラスは registerDriver メソッドを呼び出し、それを DriverManager に通知しなければなりません。
パラメータ:
driver - DriverManager に登録される新しい JDBC Driver
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生する場合

deregisterDriver

public static void deregisterDriver(Driver driver)
                             throws SQLException
DriverManager のリストから Driver を除外します。アプレットは、自身のクラスローダから Driver を除くことだけができます。
パラメータ:
driver - 除外する JDBC Driver
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生する場合

getDrivers

public static Enumeration getDrivers()
現在の呼び出し元がアクセスしている、ロードされているすべての JDBC ドライバの Enumeration を取得します。

注: ドライバのクラス名は、d.getClass().getName() を使用して見つけることができます。

戻り値:
呼び出し元のクラスローダによってロードされる JDBC Driver のリスト

setLoginTimeout

public static void setLoginTimeout(int seconds)

データベースに接続しようとしているときに、ドライバが待つことのできる最長の時間を秒数で設定します。

パラメータ:
seconds - ログインのタイムリミット (秒単位)

getLoginTimeout

public static int getLoginTimeout()
データベースにログインしているときに、ドライバが待つことのできる最長の時間を秒数で取得します。
戻り値:
ドライバログインのタイムリミット (秒単位)

setLogStream

public static void setLogStream(PrintStream out)
推奨されません。  
DriverManager と、すべてのドライバによって使用されるログイン/トレーシングの PrintStream を設定します。
パラメータ:
out - 新しいログイン/トレーシングの PrintStream。無効にする場合は null

getLogStream

public static PrintStream getLogStream()
推奨されません。  
DriverManager とすべてのドライバによって使用されるログイン/トレーシングの PrintStream を取得します。
戻り値:
ログイン/トレーシングの PrintStream。無効な場合は null

println

public static void println(String message)
現在の JDBC ログストリームにメッセージを印刷します。
パラメータ:
message - ログメッセージまたはトレーシングメッセージ

Java プラットフォーム 1.2

バグや機能要求の報告
新しい javadoc の表示についてのコメントやご提案
Java は、米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc. の商標もしくは登録商標です。
Copyright 1993-1998 Sun Microsystems, Inc. 901 San Antonio Road,
Palo Alto, California, 94303, U.S.A. All Rights Reserved.