クラス
java.rmi.RemoteException の使用

RemoteException を使用するパッケージ

java.rmi	RMI (Remote Method Invocation) のパッケージを提供します。
java.rmi.activation	RMI オブジェクト起動をサポートします。
java.rmi.dgc	RMI 分散ガベージコレクション (DGC) で使うクラスとインタフェースを提供します。
java.rmi.registry	RMI レジストリに使うクラスと 2 つのインタフェースを提供します。
java.rmi.server	RMI のサーバ側をサポートするクラスおよびインタフェースを提供します。

java.rmi における RemoteException の使用方法

java.rmi における RemoteException のサブクラス

interface	AccessException java.rmi.Naming クラスのメソッド (特に bind、rebind、および unbind) および java.rmi.activation.ActivationSystem インタフェースのメソッドによってスローされ、メソッド呼び出しによって要求されたアクションを実行するアクセス権が呼び出し側にないことを示します。
interface	ConnectException リモートメソッド呼び出しでリモートホストへの接続が拒否された場合にスローされます。
interface	ConnectIOException リモートメソッド呼び出しでリモートホストに接続しようとしているときに IOException が発生した場合にスローされます。
interface	MarshalException リモートメソッド呼び出しでリモート呼び出しのヘッダ、引数、または戻り値を整列化しているときに java.io.IOException が発生した場合にスローされます。
interface	NoSuchObjectException リモート Virtual Machine にすでに存在しなくなったオブジェクトのメソッドを呼び出そうとするとスローされます。
interface	ServerError サーバマシンでのリモートメソッドの実行が java.lang.Error をスローした場合にリモートメソッド呼び出しの結果としてスローされます。
interface	ServerException サーバマシンでのリモートメソッドの実行が RemoteException をスローした場合に、リモートメソッド呼び出しの結果としてスローされます。
interface	ServerRuntimeException 推奨されません。 代替はありません。
interface	StubNotFoundException リモートオブジェクトがエクスポートされるとき、またはリモートオブジェクトがリモートメソッド呼び出しでパラメータまたは戻り値として渡されるときに、リモートオブジェクトの有効なスタブクラスが見つからなかった場合にスローされます。
interface	UnexpectedException リモートメソッド呼び出しのクライアントが、呼び出しの結果として、リモートインタフェースのメソッドの throws 節で宣言されている確認済みの例外のタイプとは異なる確認済みの例外を受信した場合にスローされます。
interface	UnknownHostException リモートメソッド呼び出しのためにリモートホストとの接続を確立している間に java.net.UnknownHostException が発生した場合にスローされます。
interface	UnmarshalException リモートメソッド呼び出しのパラメータまたは結果を非整列化しているときに、次の条件のどれかが成立した場合にスローされます。

RemoteException をスローする java.rmi におけるメソッド

static Remote	Naming.lookup(String name) 指定された name と関連付けられているリモートオブジェクトスタブへの参照を返します。
static void	Naming.bind(String name, Remote obj) 指定された name をリモートオブジェクトにバインドします。
static void	Naming.unbind(String name) リモートオブジェクトと関連付けられている指定された名前へのバインドを破棄します。
static void	Naming.rebind(String name, Remote obj) 指定された名前を新しいリモートオブジェクトにバインドし直します。
static String[]	Naming.list(String name) レジストリでバインドされている名前の配列を返します。

java.rmi.activation における RemoteException の使用方法

java.rmi.activation における RemoteException のサブクラス

interface

ActivateFailedException 起動可能なオブジェクトへのリモート呼び出しで起動が失敗した場合に、RMI ランタイムがこの例外をスローします。

RemoteException をスローする java.rmi.activation におけるメソッド

MarshalledObject	Activator.activate(ActivationID id, boolean force) 起動識別子 id に関連付けられたオブジェクトを起動します。
static Remote	Activatable.register(ActivationDesc desc) 起動可能なリモートオブジェクトのオブジェクト記述子を登録して、要求に応じてリモートオブジェクトを起動できるようにします。
static boolean	Activatable.inactive(ActivationID id) 対応する起動 id のオブジェクトが現在停止していることを、システムに通知します。
static void	Activatable.unregister(ActivationID id) id に関連付けられた起動記述子の登録を取り消します。
static ActivationID	Activatable.exportObject(Remote obj, String location, MarshalledObject data, boolean restart, int port) exportObject メソッドは、Activatable クラスを拡張しない「起動可能な」オブジェクトから、明示的に呼び出されることがあります。
static ActivationID	Activatable.exportObject(Remote obj, String location, MarshalledObject data, boolean restart, int port, RMIClientSocketFactory csf, RMIServerSocketFactory ssf) exportObject メソッドは、Activatable クラスを拡張しない「起動可能な」オブジェクトから明示的に呼び出されることがあります。
static Remote	Activatable.exportObject(Remote obj, ActivationID id, int port) 起動可能なリモートオブジェクトを RMI ランタイムにエクスポートすることにより、着信呼び出しの受け付けにオブジェクトを使用できるようにします。
static Remote	Activatable.exportObject(Remote obj, ActivationID id, int port, RMIClientSocketFactory csf, RMIServerSocketFactory ssf) 起動可能なリモートオブジェクトを RMI ランタイムにエクスポートすることにより、着信呼び出しの受け付けにオブジェクトを使用できるようにします。
ActivationID	ActivationSystem.registerObject(ActivationDesc desc) 起動記述子 desc の登録、および起動可能なリモートオブジェクトの起動識別子の取得に使います。
void	ActivationSystem.unregisterObject(ActivationID id) ActivationSystem で登録された起動 ID、および関連付けられた記述子を削除します。
ActivationGroupID	ActivationSystem.registerGroup(ActivationGroupDesc desc) 起動グループを登録します。
ActivationMonitor	ActivationSystem.activeGroup(ActivationGroupID id, ActivationInstantiator group, long incarnation) グループが起動中であることを起動システムに通知するコールバックです。
void	ActivationSystem.unregisterGroup(ActivationGroupID id) 起動グループを削除します。
void	ActivationSystem.shutdown() 起動システムを停止します。
ActivationDesc	ActivationSystem.setActivationDesc(ActivationID id, ActivationDesc desc) 起動識別子が id であるオブジェクトの起動記述子 desc を設定します。
ActivationGroupDesc	ActivationSystem.setActivationGroupDesc(ActivationGroupID id, ActivationGroupDesc desc) 起動グループ識別子が id であるオブジェクトの起動グループ記述子 desc を設定します。
ActivationDesc	ActivationSystem.getActivationDesc(ActivationID id) 起動識別子が id であるオブジェクトの起動記述子を返します。
ActivationGroupDesc	ActivationSystem.getActivationGroupDesc(ActivationGroupID id) 起動グループ識別子が id であるグループの起動グループ記述子を返します。
boolean	ActivationGroup.inactiveObject(ActivationID id) グループの inactiveObject メソッドは、Activatable.inactive メソッドの呼び出しを通じて間接的に呼び出されます。
abstract void	ActivationGroup.activeObject(ActivationID id, Remote obj) グループの activeObject メソッドは、オブジェクトがエクスポートされるときに呼び出されます。
protected void	ActivationGroup.activeObject(ActivationID id, MarshalledObject mobj) この protected メソッドは、サブクラスがグループのモニターに activeObject コールバックを行うために必要です。
protected void	ActivationGroup.inactiveGroup() この protected メソッドは、サブクラスがグループのモニターに inactiveGroup コールバックを行うために必要です。
MarshalledObject	ActivationInstantiator.newInstance(ActivationID id, ActivationDesc desc) アクティベータは、インスタンシエータの newInstance メソッドを呼び出して、グループの中に、起動識別子が id で、記述子が desc のオブジェクトを作成し直します。
void	ActivationMonitor.inactiveObject(ActivationID id) 起動グループは、グループ内のオブジェクトが停止したときに、グループのモニターの inactiveObject メソッドを呼び出します。
void	ActivationMonitor.activeObject(ActivationID id, MarshalledObject obj) オブジェクトが起動したことを通知します。
void	ActivationMonitor.inactiveGroup(ActivationGroupID id, long incarnation) グループが停止していることを通知します。
Remote	ActivationID.activate(boolean force) 指定された ID のオブジェクトを起動します。

RemoteException をスローする java.rmi.activation におけるコンストラクタ

Activatable.Activatable(String location, MarshalledObject data, boolean restart, int port)
指定されたポートにオブジェクトを登録およびエクスポートするために使うコンストラクタです。

Activatable.Activatable(String location, MarshalledObject data, boolean restart, int port, RMIClientSocketFactory csf, RMIServerSocketFactory ssf)
指定されたポートにオブジェクトを登録およびエクスポートするために使うコンストラクタです。

Activatable.Activatable(ActivationID id, int port)
指定されたポート上でオブジェクトを起動またはエクスポートするために使うコンストラクタです。

Activatable.Activatable(ActivationID id, int port, RMIClientSocketFactory csf, RMIServerSocketFactory ssf)
指定されたポート上でオブジェクトを起動またはエクスポートするために使うコンストラクタです。

ActivationGroup.ActivationGroup(ActivationGroupID groupID)
起動グループを UnicastRemoteObject として構築およびエクスポートし、クライアントが newInstance メソッドを呼び出せるようにします。

java.rmi.dgc における RemoteException の使用方法

RemoteException をスローする java.rmi.dgc におけるメソッド

Lease	DGC.dirty(ObjID[] ids, long sequenceNum, Lease lease) 配列 ids に含まれるオブジェクト識別子に関連付けられた、リモートオブジェクト参照の貸し出しを要求します。
void	DGC.clean(ObjID[] ids, long sequenceNum, VMID vmid, boolean strong) ids で表される各リモートオブジェクト内の参照リストから vmid を削除します。

java.rmi.registry における RemoteException の使用方法

RemoteException をスローする java.rmi.registry におけるメソッド

Registry	RegistryHandler.registryStub(String host, int port) 推奨されません。 代替はありません。JDK 1.2 以降は、RMI はレジストリのスタブを取得するために RegistryHandler を使用しません。
Registry	RegistryHandler.registryImpl(int port) 推奨されません。 代替はありません。JDK 1.2 以降は、RMI はレジストリの実装を取得するために RegistryHandler を使用しません。
Remote	Registry.lookup(String name) 指定された name に関連付けられているリモートオブジェクトの参照 (スタブ) を返します。
void	Registry.bind(String name, Remote obj) 指定された name をリモートオブジェクトにバインドします。
void	Registry.unbind(String name) リモートオブジェクトに関連付けられている指定された名前に対するバインディングを破棄します。
void	Registry.rebind(String name, Remote obj) 指定された名前を新しいリモートオブジェクトにバインドし直します。
String[]	Registry.list() レジストリ内のバインドされている名前の配列を返します。
static Registry	LocateRegistry.getRegistry() デフォルトのレジストリポートである 1099 番ポートを使用するローカルホスト用のリモートオブジェクト Registry への参照を返します。
static Registry	LocateRegistry.getRegistry(int port) 指定された port を使用するローカルホスト用のリモートオブジェクト Registry への参照を返します。
static Registry	LocateRegistry.getRegistry(String host) デフォルトレジストリポートである 1099 番ポートを使用し、指定されたホスト上で動作する、リモートオブジェクト Registry への参照を返します。
static Registry	LocateRegistry.getRegistry(String host, int port) 指定された port を使用し、指定されたホスト上で動作する、リモートオブジェクト Registry への参照を返します。
static Registry	LocateRegistry.getRegistry(String host, int port, RMIClientSocketFactory csf) 指定された port を使用し、指定されたホスト上で動作する、リモートオブジェクト Registry へのローカルに作成された参照を返します。
static Registry	LocateRegistry.createRegistry(int port) ローカルホスト上に、指定された port で要求を受け付ける Registry を作成してエクスポートします。
static Registry	LocateRegistry.createRegistry(int port, RMIClientSocketFactory csf, RMIServerSocketFactory ssf) ローカルホストに Registry を作成してエクスポートします。

java.rmi.server における RemoteException の使用方法

java.rmi.server における RemoteException のサブクラス

interface	ExportException リモートオブジェクトのエクスポートが失敗した場合にスローされる RemoteException です。
interface	SkeletonMismatchException 推奨されません。 代替はありません。スケルトンは、JDK 1.2 以降のバージョンのリモートメソッド呼び出しでは必要ありません。
interface	SkeletonNotFoundException 推奨されません。 代替はありません。スケルトンは、JDK 1.2 以降のバージョンのリモートメソッド呼び出しでは必要ありません。
interface	SocketSecurityException UnicastRemoteObject クラスまたは java.rmi.activation.Activatable クラスのコンストラクタまたは exportObject メソッドの明示的な呼び出しによってリモートオブジェクトをエクスポートしているコードが、リモートオブジェクトのエクスポート時に指定したポート番号で java.net.ServerSocket を作成する許可を持たない場合にスローされます。

RemoteException をスローする java.rmi.server におけるメソッド

static RemoteStub	UnicastRemoteObject.exportObject(Remote obj) リモートオブジェクトをエクスポートして、着信呼び出しの受信に使用できるようにします。
static Remote	UnicastRemoteObject.exportObject(Remote obj, int port) リモートオブジェクトをエクスポートして、着信呼び出しの受信に使用できるようにします。
static Remote	UnicastRemoteObject.exportObject(Remote obj, int port, RMIClientSocketFactory csf, RMIServerSocketFactory ssf) リモートオブジェクトをエクスポートして、着信呼び出しの受信に使用できるようにします。
RemoteCall	RemoteRef.newCall(RemoteObject obj, Operation[] op, int opnum, long hash) 推奨されません。 JDK 1.2 形式のスタブは、このメソッドを使用しません。スタブのリモート参照で一連のメソッド呼び出し (newCall、invoke、および done) を使う代わりに、スタブはリモート参照で invoke(Remote, Method, Object[], int) メソッドだけを使って、パラメータの整列化、リモートメソッドの実行、および戻り値の非整列化を実行します。 JDK 1.2 のスタブは、rmic -v1.2 を使って生成されます。デフォルトでは、rmic は JDK 1.1 および JDK 1.2 と互換性のあるスタブを生成します。互換性のあるスタブは、rmic -vcompat を使っても生成できます。
void	RemoteRef.done(RemoteCall call) 推奨されません。 JDK 1.2 形式のスタブは、このメソッドを使用しません。リモート参照で一連のメソッド呼び出し (newCall、invoke、および done) を使う代わりに、スタブはリモート参照で invoke(Remote, Method, Object[], int) メソッドだけを使ってパラメータの整列化、リモートメソッドの実行、および戻り値の非整列化を実行します。 JDK 1.2 のスタブは、rmic -v1.2 を使って生成されます。デフォルトでは、rmic は JDK 1.1 および JDK 1.2 と互換性のあるスタブを生成します。互換性のあるスタブは、rmic vcompat を使っても生成できます。
RemoteStub	ServerRef.exportObject(Remote obj, Object data) 指定された Remote オブジェクトに対するクライアントスタブオブジェクトを作成します。

RemoteException をスローする java.rmi.server におけるコンストラクタ

UnicastRemoteObject.UnicastRemoteObject()
匿名ポートを使用して、新しい UnicastRemoteObject オブジェクトの作成とエクスポートを行います。

UnicastRemoteObject.UnicastRemoteObject(int port)
指定されたポートを使用して、新しい UnicastRemoteObject オブジェクトの作成とエクスポートを行います。

UnicastRemoteObject.UnicastRemoteObject(int port, RMIClientSocketFactory csf, RMIServerSocketFactory ssf)
指定されたポートとソケットファクトリを使用して、新しい UnicastRemoteObject オブジェクトの作成とエクスポートを行います。