Java プラットフォーム 1.2

パッケージ java.awt.datatransfer

このパッケージは、アプリケーション間、およびアプリケーション内のデータ転送のためのインタフェースやクラスを提供します。

参照:
          説明

インタフェースの概要
ClipboardOwner クリップボードにデータを提供するクラスのためのインタフェースを定義します。
FlavorMap FlavorMap は、マップへのインタフェースであり、プラットフォームのネイティブなタイプ名 (文字列) を MIME 形式の文字列、および関連付けられた DataFlavor にマッピングします。
Transferable 転送操作のためのデータを提供するために使用されるクラスのインタフェースを定義します。
 

クラスの概要
Clipboard カット/コピー/ペースト操作を使用して、データを転送する機構を実装するクラスです。
DataFlavor 各インスタンスは、クリップボード、ドラッグ&ドロップ中、またはファイルシステムで現れるデータ形式のあいまいな概念を表現します。
StringSelection 単純な Java String をプレーンテキストの形式で転送するために必要な機能を実装するクラスです。
SystemFlavorMap SystemFlavorMap は、外部から設定可能なマップであり、プラットフォームのネイティブなタイプ名 (文字列) を、 MIME 形式の文字列、および関連付けられた DataFlavor にマッピングします。
 

例外の概要
UnsupportedFlavorException 要求されたデータがこのフレーバでサポートされていないことを示すシグナルです。
 

パッケージ java.awt.datatransfer の説明

このパッケージは、アプリケーション間、およびアプリケーション内のデータ転送のためのインタフェースやクラスを提供します。このパッケージでは、アプリケーション間またはアプリケーション内で転送することができるオブジェクトである、「転送可能」オブジェクトという概念を定義します。オブジェクトは、Transfarable インタフェースを実装することによって、転送可能になります。

このパッケージは、クリップボード機構も提供します。これは、アプリケーション間またはアプリケーション内で転送できる、転送可能オブジェクトを一時的に格納するオブジェクトです。クリップボードは、通常、オペレーションをコピーしたり貼り付けたりするために使います。アプリケーション内で使用するクリップボードを作成することは可能ですが、ほとんどのアプリケーションは、プラットフォーム上で実行中のアプリケーション間でデータを確実に転送できるように、システムのクリップボードを使用します。

導入されたバージョン:
JDK1.1

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