|
Java プラットフォーム 1.2 |
|||||||||
前のクラス 次のクラス | フレームあり フレームなし | |||||||||
概要: 内部クラス | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
java.lang.Object | +--java.awt.MenuComponent | +--java.awt.MenuItem
メニュー内のすべての項目は、MenuItem
クラスかそのサブクラスの 1 つに属す必要があります。
デフォルトの MenuItem
オブジェクトは、単純なラベルの付いたメニュー項目を具現化します。
メニューバーのこの画像は 5 つのメニュー項目を表示します。
最初の 2 つの項目は、"Basic"
と "Simple"
というラベルの付いた、単純なメニュー項目です。以下の 2 つの項目はセパレータで、それ自体が、ラベル "-"
で作成されるメニュー項目です。次は、"Check"
というラベルの付いた CheckboxMenuItem
のインスタンスです。最後のメニュー項目は "More Examples"
というラベルの付いたサブメニューで、このサブメニューは Menu
のインスタンスです。
メニュー項目が選択されると、AWT はメニュー項目にアクションイベントを送ります。そのイベントは ActionEvent
のインスタンスなので、processEvent
メソッドはそのイベントを調べて、それを processActionEvent
に渡します。processActionEvent
メソッドはイベントを、このメニュー項目によって生成されたアクションイベントの通知を対象として登録しているすべての ActionListener
オブジェクトに転送します。
ただし、Menu
サブクラスはこの動作をオーバーライドして、そのサブ項目の 1 つが選択されるまでどのイベントもフレームに送りません。
コンストラクタの概要 | |
MenuItem()
空ラベルを持ち、キーボードショートカットのない新しい MenuItem を構築します。 |
|
MenuItem(String label)
指定されたラベルを持ち、キーボードショートカットのない新しい MenuItem を構築します。 |
|
MenuItem(String label,
MenuShortcut s)
関連付けられているキーボードショートカットを持つメニュー項目を構築します。 |
メソッドの概要 | |
void |
addActionListener(ActionListener l)
このメニュー項目からアクションイベントを受け取るアクションリスナーを追加します。 |
void |
addNotify()
メニュー項目のピアを作成します。 |
void |
deleteShortcut()
このメニュー項目に関連付けられている MenuShortcut オブジェクトがあれば削除します。 |
void |
disable()
推奨されません。 JDK バージョン 1.1 以降は、 setEnabled(boolean) に置き換えられました。 |
protected void |
disableEvents(long eventsToDisable)
指定されたイベントマスクで定義するイベントについて、このメニュー項目への送信を使用不可にします。 |
void |
enable()
推奨されません。 JDK バージョン 1.1 以降は、 setEnabled(boolean) に置き換えられました。 |
void |
enable(boolean b)
推奨されません。 JDK バージョン 1.1 以降は、 setEnabled(boolean) に置き換えられました。 |
protected void |
enableEvents(long eventsToEnable)
指定されたイベントマスクパラメータで定義されるイベントについて、このメニュー項目への送信を使用可能にします。 |
String |
getActionCommand()
このメニュー項目によってトリガーされるアクションイベントのコマンド名を取得します。 |
String |
getLabel()
このメニュー項目のラベルを取得します。 |
MenuShortcut |
getShortcut()
このメニュー項目に関連付けられている MenuShortcut オブジェクトを取得します。 |
boolean |
isEnabled()
このメニュー項目が使用可能にされているかどうかを判定します。 |
String |
paramString()
このメニュー項目の状態を表現しているパラメータ文字列を返します。 |
protected void |
processActionEvent(ActionEvent e)
このメニュー項目で発生したアクションイベントを、登録された ActionListener オブジェクトにディスパッチすることにより、アクションイベントを処理します。
|
protected void |
processEvent(AWTEvent e)
このメニュー項目のイベントを処理します。 |
void |
removeActionListener(ActionListener l)
指定されたアクションリスナーを削除します。 |
void |
setActionCommand(String command)
このメニュー項目でトリガーされるアクションイベントのコマンド名を設定します。 |
void |
setEnabled(boolean b)
このメニュー項目を選択可能にするかどうかを設定します。 |
void |
setLabel(String label)
このメニュー項目のラベルを指定されたラベルに設定します。 |
void |
setShortcut(MenuShortcut s)
このメニュー項目に関連付けられている MenuShortcut オブジェクトを設定します。 |
クラス java.awt.MenuComponent から継承したメソッド |
dispatchEvent,
getFont,
getName,
getParent,
getPeer,
getTreeLock,
postEvent,
removeNotify,
setFont,
setName,
toString |
クラス java.lang.Object から継承したメソッド |
clone,
equals,
finalize,
getClass,
hashCode,
notify,
notifyAll,
wait,
wait,
wait |
コンストラクタの詳細 |
public MenuItem()
public MenuItem(String label)
label
- このメニュー項目のラベルpublic MenuItem(String label, MenuShortcut s)
label
- このメニュー項目のラベルs
- このメニュー項目に関連付けられている MenuShortcut
のインスタンスメソッドの詳細 |
public void addNotify()
public String getLabel()
null
setLabel(java.lang.String)
public void setLabel(String label)
label
- 新しいラベル。ラベルがない場合は null
getLabel()
public boolean isEnabled()
setEnabled(boolean)
public void setEnabled(boolean b)
b
- true
の場合はこのメニュー項目を使用可能にし、false
の場合は使用不可にするisEnabled()
public void enable()
setEnabled(boolean)
に置き換えられました。public void enable(boolean b)
setEnabled(boolean)
に置き換えられました。public void disable()
setEnabled(boolean)
に置き換えられました。public MenuShortcut getShortcut()
MenuShortcut
オブジェクトを取得します。null
setShortcut(java.awt.MenuShortcut)
public void setShortcut(MenuShortcut s)
MenuShortcut
オブジェクトを設定します。メニューショートカットがすでにこのメニュー項目に関連付けられている場合は、置き換えられます。s
- このメニュー項目に関連付けるメニューショートカットgetShortcut()
public void deleteShortcut()
MenuShortcut
オブジェクトがあれば削除します。protected final void enableEvents(long eventsToEnable)
イベント型は、その型のリスナーがそのメニュー項目に追加されると、自動的に使用可能にされます。このメソッドを呼び出す必要があるのは、MenuItem
のサブクラスが、指定されたイベント型を processEvent
に送りたい場合だけです。リスナーが登録されているかどうかはこの場合関係ありません。
eventsToEnable
- イベント型を定義するイベントマスクprocessEvent(java.awt.AWTEvent)
,
disableEvents(long)
,
Component.enableEvents(long)
protected final void disableEvents(long eventsToDisable)
eventsToDisable
- イベント型を定義するイベントマスクprocessEvent(java.awt.AWTEvent)
,
enableEvents(long)
,
Component.disableEvents(long)
public void setActionCommand(String command)
デフォルトでは、アクションコマンドはメニュー項目のラベルに設定されます。
command
- このメニュー項目用に設定されるアクションコマンドgetActionCommand()
public String getActionCommand()
setActionCommand(java.lang.String)
public void addActionListener(ActionListener l)
l
- アクションリスナーActionEvent
,
ActionListener
,
removeActionListener(java.awt.event.ActionListener)
public void removeActionListener(ActionListener l)
l
- アクションリスナーActionEvent
,
ActionListener
,
addActionListener(java.awt.event.ActionListener)
protected void processEvent(AWTEvent e)
ActionEvent
のインスタンスの場合、MenuItem
によって定義されたほかのメソッドである processActionEvent
を呼び出します。
現在、メニュー項目はアクションイベントだけをサポートしています。
e
- イベントprocessActionEvent(java.awt.event.ActionEvent)
protected void processActionEvent(ActionEvent e)
ActionListener
オブジェクトにディスパッチすることにより、アクションイベントを処理します。
このメソッドは、アクションイベントがこのコンポーネント用に使用可能にならないかぎり呼び出されません。アクションイベントは、次の項目の 1 つが発生したときに使用可能になります。
ActionListener
オブジェクトが addActionListener
で登録される
enableEvents
で使用可能にされる
e
- アクションイベントActionEvent
,
ActionListener
,
enableEvents(long)
public String paramString()
|
Java プラットフォーム 1.2 |
|||||||||
前のクラス 次のクラス | フレームあり フレームなし | |||||||||
概要: 内部クラス | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |