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Java プラットフォーム 1.2 |
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概要: 内部クラス | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
java.lang.Object | +--java.awt.Component | +--java.awt.Button
このクラスはラベル付きボタンを作成します。アプリケーションは、ボタンが押されたときにアクションが実行されるようにすることができます。このイメージは、Solaris オペレーティングシステムで表示される "Quit
" ボタンの 3 つのビューを表します。
1 番目のビューは通常の状態のボタンを示します。2 番目のビューは入力フォーカスがあるときのボタンを示します。ボタンの輪郭は暗くなり、アクティブなオブジェクトであることをユーザに示します。3 番目のビューは、ユーザがボタンの上でマウスをクリックし、アクションの実行を要求したときのボタンを示します。
マウスを使ってボタンをクリックするジェスチャーは、マウスがボタン上で押されて離されたときに送信される ActionEvent
のインスタンスに関連付けられています。いつボタンが押されたかの通知は必要であるが、いつ離されたかの通知は必要でない場合、アプリケーションは、独立したジェスチャーとして processMouseEvent
を特殊化することも、addMouseListener
を呼び出すことによりマウスイベントのリスナーとして自身を登録することもできます。これらのメソッドは両方とも、すべてのコンポーネントの抽象スーパークラスである Component
によって定義されます。
ボタンが押されて離されると、AWT はボタンの processEvent
を呼び出すことにより、ボタンに ActionEvent
のインスタンスを送ります。ボタンの processEvent
メソッドはそのボタンのすべてのイベントを受け取ります。ボタンは自身の processActionEvent
メソッドを呼び出すことによってアクションイベントを渡します。後者のメソッドはこのボタンによって生成されるアクションイベントの通知を対象として登録されているアクションリスナーにアクションイベントを渡します。
押されて離されるボタンに基づいてアクションを実行する場合、アプリケーションは、ActionListener
を実装し、ボタンの addActionListener
メソッドを呼び出すことにより、このボタンからイベントを受け取るように新しいリスナーを登録する必要があります。アプリケーションはボタンのアクションコマンドをメッセージプロトコルとして使用します。
ActionEvent
,
ActionListener
,
Component.processMouseEvent(java.awt.event.MouseEvent)
,
Component.addMouseListener(java.awt.event.MouseListener)
, 直列化された形式クラス java.awt.Component から継承したフィールド |
BOTTOM_ALIGNMENT,
CENTER_ALIGNMENT,
LEFT_ALIGNMENT,
RIGHT_ALIGNMENT,
TOP_ALIGNMENT |
コンストラクタの概要 | |
Button()
ラベルなしのボタンを構築します。 |
|
Button(String label)
指定されたラベルが付いたボタンを構築します。 |
メソッドの概要 | |
void |
addActionListener(ActionListener l)
このボタンからアクションイベントを受け取るために、指定されたアクションリスナーを追加します。 |
void |
addNotify()
ボタンのピアを構築します。 |
String |
getActionCommand()
このボタンで発生するアクションイベントのコマンド名を返します。 |
String |
getLabel()
ボタンのラベルを返します。 |
protected String |
paramString()
このボタンの状態を表すパラメータ文字列を返します。 |
protected void |
processActionEvent(ActionEvent e)
このボタンで発生するアクションイベントを、登録されている ActionListener オブジェクトにディスパッチすることにより、アクションイベントを処理します。
|
protected void |
processEvent(AWTEvent e)
このボタンに関するイベントを処理します。 |
void |
removeActionListener(ActionListener l)
このボタンからアクションイベントを受け取らないように、指定されたアクションリスナーを削除します。 |
void |
setActionCommand(String command)
このボタンによってトリガーされるアクションイベントのコマンド名を設定します。 |
void |
setLabel(String label)
ボタンのラベルを、指定された文字列に設定します。 |
クラス java.lang.Object から継承したメソッド |
clone,
equals,
finalize,
getClass,
hashCode,
notify,
notifyAll,
wait,
wait,
wait |
コンストラクタの詳細 |
public Button()
public Button(String label)
label
- ボタンの文字列ラベルメソッドの詳細 |
public void addNotify()
Toolkit.createButton(java.awt.Button)
,
Component.getToolkit()
public String getLabel()
null
setLabel(java.lang.String)
public void setLabel(String label)
label
- 新しいラベル。ボタンにラベルがない場合は null
getLabel()
public void setActionCommand(String command)
command
- ボタンのアクションコマンドを設定するのに使用される文字列。文字列が null
の場合、アクションコマンドはボタンのラベルと一致するように設定されるActionEvent
public String getActionCommand()
null
(デフォルト) の場合、このメソッドはボタンのラベルを返します。public void addActionListener(ActionListener l)
l
- アクションリスナーActionListener
,
removeActionListener(java.awt.event.ActionListener)
public void removeActionListener(ActionListener l)
l
- アクションリスナーActionListener
,
addActionListener(java.awt.event.ActionListener)
protected void processEvent(AWTEvent e)
ActionEvent
のインスタンスである場合、このメソッドは processActionEvent
メソッドを呼び出します。そうでない場合は、スーパークラスの processEvent
を呼び出します。e
- イベントActionEvent
,
processActionEvent(java.awt.event.ActionEvent)
protected void processActionEvent(ActionEvent e)
ActionListener
オブジェクトにディスパッチすることにより、アクションイベントを処理します。
このボタンに対してアクションイベントが使用可能でない場合、このメソッドは呼び出されません。アクションイベントは、次のどれかの場合に使用可能になります。
ActionListener
オブジェクトが addActionListener
によって登録されている
enableEvents
によってアクションイベントが使用可能になっている
e
- アクションイベントActionListener
,
addActionListener(java.awt.event.ActionListener)
,
Component.enableEvents(long)
protected String paramString()
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