クラス
java.io.FileDescriptor の使用

FileDescriptor を使用するパッケージ

java.io	このパッケージは、データストリーム、直列化、ファイルシステムによるシステム入出力用に提供されています。
java.lang	Java プログラミング言語の設計の基礎となるクラスを提供します。
java.net	ネットワーク対応アプリケーションを実装するためのクラスを提供します。

java.io における FileDescriptor の使用方法

FileDescriptor として宣言される java.io におけるフィールド

static FileDescriptor	FileDescriptor.in 標準入力ストリームへのハンドルです。
static FileDescriptor	FileDescriptor.out 標準出力ストリームへのハンドルです。
static FileDescriptor	FileDescriptor.err 標準エラーストリームへのハンドルです。

FileDescriptor を返す java.io におけるメソッド

FileDescriptor	FileInputStream.getFD() この FileInputStream に使用されているファイルシステムの実際のファイルへの接続を表す FileDescriptor オブジェクトを返します。
FileDescriptor	FileOutputStream.getFD() ストリームに関連付けられたファイル記述子を返します。
FileDescriptor	RandomAccessFile.getFD() このストリームに関連する不透明なファイル記述子を返します。

型 FileDescriptor のパラメータを持つ java.io におけるコンストラクタ

FileWriter.FileWriter(FileDescriptor fd)

FileInputStream.FileInputStream(FileDescriptor fdObj)
ファイルシステムの実際のファイルへの既存の接続を表すファイル記述子 fdObj を使用して、FileInputStream を作成します。

FileReader.FileReader(FileDescriptor fd)

FileOutputStream.FileOutputStream(FileDescriptor fdObj)
ファイルシステムの実際のファイルへの既存の接続を表す、指定されたファイル記述子に書き込むための出力ファイルストリームを作成します。

java.lang における FileDescriptor の使用方法

型 FileDescriptor のパラメータを持つ java.lang におけるメソッド

void	SecurityManager.checkRead(FileDescriptor fd) 指定されたファイル記述子からの読み取りが呼び出し側のスレッドに許可されていない場合に、SecurityException をスローします。
void	SecurityManager.checkWrite(FileDescriptor fd) 指定されたファイル記述子への書き込みが呼び出し側スレッドに許可されていない場合に、SecurityException をスローします。

java.net における FileDescriptor の使用方法

FileDescriptor として宣言される java.net におけるフィールド

protected FileDescriptor	DatagramSocketImpl.fd ファイル記述子オブジェクトです。
protected FileDescriptor	SocketImpl.fd このソケットのファイル記述子オブジェクトです。

FileDescriptor を返す java.net におけるメソッド

protected FileDescriptor	DatagramSocketImpl.getFileDescriptor() データグラムソケットのファイル記述子を取得します。
protected FileDescriptor	SocketImpl.getFileDescriptor() このソケットの fd フィールド値を返します。