java.awt.print
クラス PageFormat

java.lang.Object
  |
  +--java.awt.print.PageFormat

public class PageFormat

extends Object

implements Cloneable

PageFormat クラスは、印刷されるページのサイズと印刷方向を記述します。

フィールドの概要

static int	LANDSCAPE 用紙の左下を原点として、下端から上端を x、左端から右端を y で表します。
static int	PORTRAIT 用紙の左上を原点として、左端から右端を x、上端から下端を y で表します。
static int	REVERSE_LANDSCAPE 用紙の右上を原点として、上端から下端を x、右端から左端を y で表します。

コンストラクタの概要

PageFormat()
縦長のデフォルト PageFormat を作成します。

メソッドの概要

Object	clone() この PageFormat のコピーを同じ内容で作成します。
double	getHeight() ページの縦幅を 1/72 インチの単位で返します。
double	getImageableHeight() ページのイメージング可能領域の高さを 1/72 インチの単位で返します。
double	getImageableWidth() ページのイメージング可能領域の幅を 1/72 インチの単位で返します。
double	getImageableX() この PageFormat に関連付けられている Paper オブジェクトの、イメージング可能領域の左上端の x 座標を返します。
double	getImageableY() この PageFormat に関連付けられている Paper オブジェクトの、イメージング可能領域の左上端の y 座標を返します。
double[]	getMatrix() ユーザ空間の描画を、要求されたページの印刷方向に平行移動する変換マトリックスを返します。
int	getOrientation() この PageFormat の印刷方向を返します。
Paper	getPaper() この PageFormat に関連付けられた Paper オブジェクトのコピーを返します。
double	getWidth() ページの横幅を 1/72 インチの単位で返します。
void	setOrientation(int orientation) ページの印刷方向を設定します。
void	setPaper(Paper paper) この PageFormat に対応する Paper オブジェクトを設定します。

クラス java.lang.Object から継承したメソッド

equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

フィールドの詳細

LANDSCAPE

public static final int LANDSCAPE

用紙の左下を原点として、下端から上端を x、左端から右端を y で表します。これは、Macintosh で使用される横長ではなく、Windows および PostScript で使用する横長です。

PORTRAIT

public static final int PORTRAIT

用紙の左上を原点として、左端から右端を x、上端から下端を y で表します。

REVERSE_LANDSCAPE

public static final int REVERSE_LANDSCAPE

用紙の右上を原点として、上端から下端を x、右端から左端を y で表します。これは、Macintosh で使用される横長です。

コンストラクタの詳細

PageFormat

public PageFormat()

縦長のデフォルト PageFormat を作成します。

メソッドの詳細

clone

public Object clone()

この PageFormat のコピーを同じ内容で作成します。

戻り値:

この PageFormat のコピー

オーバーライド:

クラス Object 内の clone

getWidth

public double getWidth()

ページの横幅を 1/72 インチの単位で返します。このメソッドでは、ページの印刷方向を考慮して横幅が決定されます。

戻り値:

ページの幅

getHeight

public double getHeight()

ページの縦幅を 1/72 インチの単位で返します。このメソッドでは、ページの印刷方向を考慮して縦幅が決定されます。

戻り値:

ページの高さ

getImageableX

public double getImageableX()

この PageFormat に関連付けられている Paper オブジェクトの、イメージング可能領域の左上端の x 座標を返します。このメソッドでは、ページの印刷方向が考慮されます。

戻り値:

この PageFormat に関連付けられている Paper オブジェクトのイメージング可能領域の左上端の x 座標

getImageableY

public double getImageableY()

この PageFormat に関連付けられている Paper オブジェクトの、イメージング可能領域の左上端の y 座標を返します。このメソッドでは、ページの印刷方向が考慮されます。

戻り値:

この PageFormat に関連付けられている Paper オブジェクトのイメージング可能領域の左上端の y 座標

getImageableWidth

public double getImageableWidth()

ページのイメージング可能領域の幅を 1/72 インチの単位で返します。このメソッドでは、ページの印刷方向を考慮して横幅が決定されます。

戻り値:

ページの幅

getImageableHeight

public double getImageableHeight()

ページのイメージング可能領域の高さを 1/72 インチの単位で返します。このメソッドでは、ページの印刷方向を考慮して縦幅が決定されます。

戻り値:

ページの高さ

getPaper

public Paper getPaper()

この PageFormat に関連付けられた Paper オブジェクトのコピーを返します。

戻り値:

この PageFormat に関連付けられた Paper オブジェクトのコピー

setPaper

public void setPaper(Paper paper)

この PageFormat に対応する Paper オブジェクトを設定します。

パラメータ:

paper - この PageFormat に対応する Paper オブジェクトを設定する Paper オブジェクト

setOrientation

public void setOrientation(int orientation)
                    throws IllegalArgumentException

ページの印刷方向を設定します。orientation は必ず、PORTRAIT、LANDSCAPE、または REVERSE_LANDSCAPE にします。

パラメータ:

orientation - 新しくページに設定する印刷方向

例外:

IllegalArgumentException - 未知の印刷方向が指定された場合

getOrientation

public int getOrientation()

この PageFormat の印刷方向を返します。

戻り値:

この PageFormat オブジェクトの印刷方向

getMatrix

public double[] getMatrix()

ユーザ空間の描画を、要求されたページの印刷方向に平行移動する変換マトリックスを返します。値は、AffineTransform のコンストラクタが要求する形式で { m00, m10, m01, m11, m02, m12} のように配列に配置されます。

戻り値:

ユーザ空間の描画をページの印刷方向に平行移動するマトリックス

関連項目:

AffineTransform