Java プラットフォーム 1.2

java.awt.event
インタフェース WindowListener

既知の実装クラスの一覧:
AWTEventMulticaster, WindowAdapter

public abstract interface WindowListener
extends EventListener

ウィンドウイベントを受け取るためのリスナーインタフェースです。ウィンドウイベントの処理に関連するクラスは、このインタフェースおよび含まれるすべてのメソッドを実装するか、関連するメソッドだけをオーバーライドして abstract クラス WindowAdapter を拡張します。そのようなクラスから作成されたリスナーオブジェクトは、ウィンドウの addWindowListener メソッドを使ってウィンドウに登録されます。ウィンドウがオープン、クローズ、アクティブ化、非アクティブ化、アイコン化、非アイコン化されることによってウィンドウの状態が変化すると、、リスナーオブジェクトの関連するメソッドが呼び出され、そのメソッドに WindowEvent が渡されます。

関連項目:
WindowAdapter, WindowEvent, Tutorial: Writing a Window Listener, Reference: The Java Class Libraries (update file)

メソッドの概要
 void windowActivated(WindowEvent e)
          このイベントは、ウィンドウがユーザのアクティブウィンドウになったときに送信されます。
 void windowClosed(WindowEvent e)
          ウィンドウに対する dispose の呼び出しの結果として、ウィンドウがクローズされたときに呼び出されます。
 void windowClosing(WindowEvent e)
          ユーザが、ウィンドウのシステムメニューでウィンドウを閉じようとしたときに呼び出されます。
 void windowDeactivated(WindowEvent e)
          ウィンドウがユーザのアクティブウィンドウではなくなったときに呼び出されます。
 void windowDeiconified(WindowEvent e)
          ウィンドウが最小化された状態から通常の状態に変更されたときに呼び出されます。
 void windowIconified(WindowEvent e)
          ウィンドウが通常の状態から最小化された状態に変更されたときに呼び出されます。
 void windowOpened(WindowEvent e)
          ウィンドウが最初に可視になったときに呼び出されます。
 

メソッドの詳細

windowOpened

public void windowOpened(WindowEvent e)
ウィンドウが最初に可視になったときに呼び出されます。

windowClosing

public void windowClosing(WindowEvent e)
ユーザが、ウィンドウのシステムメニューでウィンドウを閉じようとしたときに呼び出されます。このイベントの処理において、プログラムが明示的にウィンドウを隠したり廃棄したりする処理をしない場合、ウィンドウクローズオペレーションは取り消されます。

windowClosed

public void windowClosed(WindowEvent e)
ウィンドウに対する dispose の呼び出しの結果として、ウィンドウがクローズされたときに呼び出されます。

windowIconified

public void windowIconified(WindowEvent e)
ウィンドウが通常の状態から最小化された状態に変更されたときに呼び出されます。多くのプラットフォームにおいて、最小化されたウィンドウは、そのウィンドウの iconImage プロパティで指定されたアイコンとして表示されます。
関連項目:
Frame#setIconImage

windowDeiconified

public void windowDeiconified(WindowEvent e)
ウィンドウが最小化された状態から通常の状態に変更されたときに呼び出されます。

windowActivated

public void windowActivated(WindowEvent e)
このイベントは、ウィンドウがユーザのアクティブウィンドウになったときに送信されます。これは、そのウィンドウ (またはそのサブコンポーネント) がキーボードイベントを受け取るようになったことを意味します。

windowDeactivated

public void windowDeactivated(WindowEvent e)
ウィンドウがユーザのアクティブウィンドウではなくなったときに呼び出されます。これは、キーボードイベントがこのウィンドウ (またはそのサブコンポーネント) に送られなくなることを意味します。

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