Java プラットフォーム 1.2

java.awt.event
クラス MouseMotionAdapter

java.lang.Object
  |
  +--java.awt.event.MouseMotionAdapter
直接の既知のサブクラス:
BasicComboPopup.InvocationMouseMotionHandler, BasicComboPopup.ListMouseMotionHandler

public abstract class MouseMotionAdapter
extends Object
implements MouseMotionListener

マウスモーションイベントを受け取る抽象アダプタクラスです。このクラスのメソッドはすべて空です。このクラスは、リスナーオブジェクトの作成を容易にするために提供されています。

マウスモーションイベントは、マウスが移動された場合やドラッグされた場合に発生します。通常のプログラムではこのようなイベントが大量に発生します。クリックやその他のマウスイベントを追跡するには、MouseAdapter を使用します。

MouseMotionEvent リスナーを作成するには、このクラスを拡張して関係のあるイベント用のメソッドをオーバーライドします。MouseMotionListener インタフェースを直接実装する場合には、その中のメソッドをすべて定義する必要があります。この abstract クラスでは、実装が必要なすべてのメソッドについて空の定義をしてあるので、必要なイベント用のメソッドを定義するだけで済みます。

拡張したクラスを使ってリスナーオブジェクトを作成後、コンポーネントの addMouseMotionListener メソッドを使ってリスナーオブジェクトをコンポーネントに登録します。マウスをドラッグすると、リスナーオブジェクトの関連するメソッドが呼び出され、MouseMotionEvent がそのメソッドに渡されます。

関連項目:
MouseEvent, MouseMotionListener, Tutorial: Writing a Mouse Motion Listener, Reference: The Java Class Libraries (update file)

コンストラクタの概要
MouseMotionAdapter()
           
 
メソッドの概要
 void mouseDragged(MouseEvent e)
          コンポーネント上でマウスボタンが押されたあとドラッグされたときに呼び出されます。
 void mouseMoved(MouseEvent e)
          コンポーネント上でマウスが移動される (ボタンは押されない) と呼び出されます。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

MouseMotionAdapter

public MouseMotionAdapter()
メソッドの詳細

mouseDragged

public void mouseDragged(MouseEvent e)
コンポーネント上でマウスボタンが押されたあとドラッグされたときに呼び出されます。マウスドラッグイベントは、マウスのボタンが離されるまで、最初にイベントが発生したコンポーネントに (マウスの位置がそのコンポーネントの境界内にあるかどうかに関係なく) 送られ続けます。
定義:
インタフェース MouseMotionListener 内の mouseDragged

mouseMoved

public void mouseMoved(MouseEvent e)
コンポーネント上でマウスが移動される (ボタンは押されない) と呼び出されます。
定義:
インタフェース MouseMotionListener 内の mouseMoved

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