Java プラットフォーム 1.2

java.awt.dnd
インタフェース Autoscroll


public abstract interface Autoscroll

DnD 操作中、その時点ではユーザに見えていないスクロール可能な GUI コントロールの領域に操作の対象をドロップしたい場合があります。

そのような場合、見えない領域を見えるようにするために、GUI コントロールによる検出が行われ、スクロール処理が開始されると便利です。この機能は、自動スクロールと呼ばれます。

GUI コントロールがアクティブな DropTarget であり、スクロール可能でもある場合、このインタフェースを実装することによって、ユーザが自動スクロールジェスチャーを希望しているときに、この通知が DnD システムから GUI コントロールに送信されます。

自動スクロールジェスチャーを開始するには、「自動スクロール領域」と呼ばれる Component の境界領域でドラッグカーソルを定義された時間だけ静止させます。これにより、ドラッグカーソルを再び移動させるまで Component に繰り返しスクロール要求が送られます。

導入されたバージョン:
JDK1.2

メソッドの概要
 void autoscroll(Point cursorLocn)
          Component に自動スクロールするように通知します。
 Insets getAutoscrollInsets()
          このインタフェースを実装する Component のジオメトリを基準に、自動スクロール領域またはボーダを記述する Insets が返されます。
 

メソッドの詳細

getAutoscrollInsets

public Insets getAutoscrollInsets()
このインタフェースを実装する Component のジオメトリを基準に、自動スクロール領域またはボーダを記述する Insets が返されます。 この値は、関連付けられている Component にドラッグカーソルが入ったときに DropTarget によって一度だけ読み取られます。

autoscroll

public void autoscroll(Point cursorLocn)
Component に自動スクロールするように通知します。
パラメータ:
cursorLocn - この操作をトリガーしたカーソルの位置

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